CT・超音波検査
CT検査について
ドーム型の機械に入り体を輪切りにして撮影していく検査です。頭部からつま先まで、あらゆる部分の検査が可能です。
2021年にはAEC機能を搭載した新たなCT装置に変更して、以前のCTよりも被ばく量を抑えた状態で検査できるようになりました。
シングルCTと比較したときのマルチスライスCTの利点として、解像度の上昇に伴いMPR(任意多断面再構成)像や、3次元画像の構築が正確かつ鮮明に行え、また、造影CTの際は血管構築も可能となりました。それにより診断領域の幅が、より一層広がります。
CT写真①
さらには“仮想内視鏡CT検査”を用いて腹部全体を撮影した中から大腸のみを選択し、専用のソフトで再構築すると、大腸の外部と内部の両方を観察できるようになりました。
これにより、今まで多くの方が苦手とされていたバリウム検査や内視鏡検査の代用となります。
超音波(エコー)検査
腹部(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱、子宮などを見ます)、心臓、甲状腺、乳腺の検査を皮膚の上から行います。検査する部位にゼリーをつけて軽く抑えつけながら観察する検査で、非常に負担が少ない検査です。腹部エコーの際には朝食は抜きで病院に来ていただきます。